ストーリー攻略

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第六楽章 ウェスティア

その頃、"院"では、黄心帝(陽国統治者)も北ノ名代(スロベチカの統治者)、
それから竜学長や女王(クインズランド統治者)とも連絡がつかない状態となっていた。
残った、"院"代表とヤナガは事態を重く見、竜抜戦の一次休止を検討しようとしたところ、
謎の人物が乱入、"院"代表を襲う。
その人物が言うに、竜抜戦を止めることは出来ず、
世界は"滅びの因果"の名の下に滅びるという。

主人公たちは、ウェスティアへの入国許可を得るため、
今一度竜斗台に来る。
"滅びの因果"や世界の崩壊など気がかりなことは多いが、
やはりまだ渡航には許可証が必要なのである。

このタイミングで、ゲームのタイトル画面で、
3番目の壁紙が選択可能になっていた。
(フォルテのタマゴから生まれるひとたち多めの壁紙)

ウェスティアには、レベル3までの入場制限がある、
カースドダンジョン10がある。
この章では、フォルテのタマゴを入手できるが、まだ店で購入することは出来ないため、
フォルテのタマゴからよさげなドラゴンを手に入れたら、育てる順番に注意されたし。
また、カースドダンジョンを解く順番は自由である。
レベルの実を溜めてきた人は、カースドダンジョン9より先に10に挑戦し、
入ったらすぐに6人全員にレベルの実を使うと、とても楽にクリアーできる。
(尚、次にして最後の章、ムールイェにはレベル制限のカースドダンジョンはない。)

6-1.竜斗台

鉄面ゴーリーとの勝負。
PTは、トゥインクル(無)、セントウクン(地)、アクアキング(水)、
トゥインクル2(無)、セントウクン2(地)、アクアキング2(水)
の6体PTで、レベルは全員8。
防御を上げまくるPTだけあって、たしかにセントウクンが防御を上げまくる点が厄介である。
幸い、相手チームには攻撃力が高いPTはいないため、
アクアキングのDF(全員に100ダメージ)さえ発動を遅らせれば、
長期戦に持ち込むことが可能である。
この際、序盤にリンドブルムで相手全体にカマイタチをかけ、
以降はチェンジのたびにドラグライドのDFでこまめにカマイタチをかけていくと、
少ないFPでこまめかつ確実にダメージを与えることができる。
FPが余ったら、自チームに攻撃上昇などのエフェクトをかけ、
トゥインクルの、相手チームのエフェクト消しのDFにもFPを消費させ、
可能な限りアクアキングにDFを撃たせないことで、
さらに安定した長期戦を展開できる。

鉄面ゴーリーは、スピリットに死のにおいを感じていたという。
(後に明らかになるが、これは主人公ではなく、その近くにいたライラのものである)

試合後、ウェスティアへの入国許可証を入手した主人公に、
アヤカが少々古いがニュースを持ってきた。
なんでも、シャオトウらしい子供が、ウェスティアに向かったというものであった。

無事ウェスティアのアークシティに到着した主人公一行だが、
そこはゴーストタウン同然だった。
地面から光の柱が轟音と共に立ち上り、
町を半分近く吹き飛ばしてしまっていた。
しかも、ならず者による略奪も発生しておりひどい状況であった。
(ネストも、本部の"院"と連絡がとれない模様だった)
そんな中、アヤカの得た情報によると、シャオトウらしき子供は、
ならず者を追ってイグゥのぬけ穴に行ったという。
また、そのならず者のリーダーも七賢竜のキビトであるという。
主人公たちはイグゥのぬけ穴に向かうことにした。

6-1.イグゥのぬけ穴

途中で、初めてのフォルテのタマゴを入手。

抜け穴の奥部で見たのは、
倒れているギョロヒゲ、もとい応竜と、シャオトウであった。
どうやらやったのはすぐ近くにいた七賢竜とそのキビトである、
セルジオという青年であった。
セルジオはヴァジェトなどのドラゴンを部下に貸し、
主人公に戦わせる様子を見物する。

セルジオのドラゴンのPTは、
ブルーバーン(風)、ヴァジェト(光)、エアラプター(風)、
ブルーバーン2(風)、ヴァジェト2(光)、ヴァジェト3(光)
の6体で、レベルは全員8。
ヴァジェトはDFを使って勝手に死んでくれるので、
(てかセルジオからの貸与だろ...弟子が用済みだとか言うのってどんだけだよw)
特段相手にする必要がないが、ブルーバーンの攻撃がアップし、
それがウィンドアローのDFを撃ってくるのは火力が危険である。
攻撃ダウンのDFをかけるより、浄化をかけるほうが確実である。

主人公は戦闘に勝利すると、すぐにセルジオを問いただした。
セルジオは、世界を救う気がないと言っている。
自分を犠牲にしてまで世界を救う義理はなく、
今のその世界が滅びるのを見届け、新しい世界の王になるのだという。
ところが、ケツアルカトルがセルジオに時間だと告げると、
足早に引き上げて行くのであった。(だれかが来るようだが、だれかは分からない)

また、シャオトウ曰く、竜抜戦で優勝しても元の世界にはだれも戻れないという。
まだ息のあったギョロヒゲ曰く、
元の世界に戻れるというのは、半分嘘で、半分本当だという。
というのも、竜抜戦に優勝したキビトは、そのように世界を作りかえる代わりに、
すべての<スピリット>を失うのだという。
主人公は、自分は"滅びの因果"かもしれないと問うと、
応竜曰く、"滅び"が混じっていることはムールイェで召喚された頃に既に察知していたという。
ただ、それがだれであるのかまでは分からなかったようである。
また、応竜自身が敗滅したことで、七賢竜を失ったキビトはただの子供に戻ることから、
仮にシャオトウが滅びの因果であったとして、
世界を滅びに導くことはもうなくなったのだから、
戦いから遠ざけてほしいと主人公に伝え、消滅した。

アークシティに戻り、シャオトウは手当を受けた。
幸い大きな怪我はないようだったが、やはり記憶は失われはじめており、
自分がどこから来たのかは既に分からなくなっていたという。
トント曰く、竜抜戦の勝者が元の世界に戻れるというのは都合がよすぎる話だという。
というのも、勝利した本人は、世界を好きなように作り変えることが出来る代わりに、
その世界を見届けることはできない。
即ち、推測では、存在そのものが消えてしまうというものである。
ライラの話では、戦いで磨かれ、選りすぐった最高の<スピリット>を世界に与える、
良く言えばその人が世界になり、悪く言えばその人を犠牲にする、
これが世界を救うということであり、その戦いの過程が竜抜戦というシステムである。
もしかしたらまだ"滅びの因果"が残っており、それが主人公かもしれないが、
今はまず、この世界を救うことはもとより町の人をならず者から救うため、
主人公はアヤカの仕入れた情報により、セルジオのいるジバゴ砦へ向かう。

6-2.ジバゴとりで

途中のわき道で王子ざうるすの中ボスに勝利して玉なるスコア(幻)を入手。
ただし、この時点ではかなり強い(6体ともLv10の相手)ので、
勝てないのであれば、シナリオを進めてから出直すのもテ。
メンバーは、サーペント(水)、王子ざうるす(無)、サーペント2(水)、
ベーオウルフ(火)、シラヌイ(火)、フェニックス(光)の6体である。
幸い、ブレス攻撃を持っている相手がいないので、
長期戦に持ち込み、ひたすらセントウクンのDFなどで防御を上げまくり、
相手の攻撃力が上がってきたらトゥインクルのDFで浄化をかける、
シラヌイなどから攻撃を下げられてしまうので、
ブレスなりドレインなりカマイタチなり、
固定ダメージを与えられるDFを持ったドラゴンも合わせて連れて行くと多少は楽である。

ジバゴ砦の奥部に、たしかにセルジオがいたのだが、
なんと女王も一緒であった。女王は、セルジオに、主人公が"滅びの因果"であると伝えたのであろう。
壊れた後の世界の王となって支配したいセルジオにとっても、
世界そのものが無くなってしまうことは脅威であった。
ジバゴ砦に、セルジオの部下の悪党共がいなかったのは、
主人公が"滅びの因果"であることを知り、また七賢竜のキビトとあっては、
手も足も出ないと踏んだからであったのだ。
そのまま、主人公とセルジオの勝負が始まる。

セルジオのPTは、サーペント(水)、ヴリトラ(闇)、サーペント2(水)、
サーペント3(水)、ヴリトラ2(闇)、ヴリトラ3(闇)の6体で、レベルは全員7。
ヴリトラはフォルテのタマゴということで、かなりの火力のブレス攻撃であり、
2体のサーペントがFPを溜め、2・3ターン目には撃ってくる。
その前に、ベーオウルフで攻撃を上げつつ、
2体でヴリトラを集中攻撃するなどで回避可能である。
ただし2体目、3体目となると厳しい。
幸いヴリトラのDFの発動にはFPが30必要なため、
サーペントのDFを、光属性のゴルディストのDFなどで封じるだけでも、
かなりの時間稼ぎが出来るであろう。

試合は主人公が勝利すると、あたりに地響きがこだます。
セルジオは面白いものを見せてやるからクアン山まで来いと告げると退散していった。
どうやら女王の話は信じつつも、従っているつもりはないようだ。
主人公も一旦砦から脱出する。

アークシティに戻り、女王の件について整理する。
女王はどうやら多くのキビトと接触しているようだ。
残るキビトは主人公(オロチ)、ユージーン(ファフニール)、セルジオ(ケツアルカトル)と、
あと1人(ライラとティアマット)である。
ライラの話では、その残る1人の七賢竜がティアマットであることは分かるのだが、
本人は記憶がないようだ。アヤカに語った話によると、
気が付いたら女王のところにいて、ユージーンに預けられたという。
主人公はこれからクアン山に向かうのだが、ライラ行きたいと言い出し、
連れて行くことになった。

6-3.クアン山中

主人公たちがクアン山に来ると、セルジオが高台から声をかけてきた。
セルジオの話によると、この世界(竜界)はオレたちの世界(実界)よりも、
意味的に下にある世界らしい。
水が上から下に落ちるように、実界人も竜界に落ちてくる、そして戻れない。
そう言い、セルジオが指差した先にあったのは、
山に墜落したスペースシャトルの残骸であった。
世界が不安定になるたびに、誰かの<スピリット>に支えてもらわないといけない世界、
そういう情けない世界を"滅びの因果"が無くしてしまおうとする気持ちも分からなくはないが、
そうさせるくらいなら、セルジオ自身がそういう世界であれ、
王になってでも救いたいという思いがあるようだ。
主人公に、山のあちこちにある実界の遺物を見て、よく考えろと伝えると、
セルジオはさらに高い所へと登って行った。

セルジオの話では、あと1ヶ月もしないうちに、
実界がまとめてこの竜界に落ちてくるという。
上の世界も無事では済まないだろうが、
セルジオは実界も壊れてしまって構わないという。
(詳しいことは後ほど明らかになるのだが)
セルジオにとって、力があれば何でも叶うこの竜界は天国である。
そういう、サイテーではあるがサイコーな世界を、
セルジオは守り抜くために、主人公に竜抜戦を挑む。

ボスは七賢竜ケツアルカトル&セルジオと竜抜戦。
PTはベーオウルフ(火)、ケツアルカトル(風)、ブルーバーン(風)、
ブルーバーン2(風)、ベーオウルフ2(火)、ブルーバーン3(風)
の6体で全員レベル8。
開幕の時点でセルジオのFPは30のため、即座にグリーンサイクロンを撃ってくる。
ケツアルカトルは風属性であるため素早さ166と、
これに先手を撃って360以上のダメージを与え、一撃必殺するのは1周目では不可能である。
当たり所が悪いとこの時点で味方PTが1体やられてしまうががんばろう。
ケツアルカトルだけにとどまらず、ベーオウルフとブルーバーンもおり、
かなりの火力のある構成になっている。
幸い、固定ダメージ技や浄化を使ってくる相手はいないので、
セントウクンなどでひたすら防御を上げるPTでいけば、なんとかなるであろう。
防御を上げる速度においつく自信がなければ、
攻撃を下げるDFを持つ、シラヌイや、
ドレインDFをもつ、キャタピラスなどを連れて行くとよさそうである。

セルジオとの竜抜戦は、主人公が勝利し、ケツアルカトルは敗滅する。
しかし、勝者には勝者の、敗者には敗者の、それぞれ失う大きなものがあり、
また"滅びの因果"が潜んでいる状況で、お互いに気持ちは落ち込む。
セルジオは力を求めて女王の下へ行ったが、主人公が追おうとしたら、
あたりに光の柱が現れ、主人公たちは危険を回避するためにこの場を脱出するのであった。

アークシティに戻ると、アヤカは主人公を励ましてくれる。
アヤカの父は、特ダネのスクープに有頂天になり、
風呂場の窓から転落死したことを聞くが、
彼の言っていた、「運命は残酷であり、どうしようもない時は逃げればよい、
それが出来ない時には、自分にしか出来ない理由がある」というセリフに感銘をうけ、
主人公も、主人公にしか出来ない、カースドダンジョンの解呪に向かうのであった。

6-4-1.カースドダンジョン9

ダンジョンに入れる条件は、金のタマゴまたは古のタマゴから生まれたドラゴンのみ。
解呪条件は、★ゴルディストを最後に倒すこと。

ボスチームは、スピリット(無)、★ゴルディスト(光)、シルヴァルゴ(光)、
ヴェスパ(無)、スピリット2(無)、シルヴァルゴ2(光)
の6体チームでレベルは全員5。
ゴルディストは光属性なので、終盤にかなり火力を上げてくる。
連れていけるドラゴンがかなり限られているわけだが、
オススメとしては、味方全体の攻撃力を上げるスピリット(ウンメイのスコアから)、
攻撃力分のダメージのブレス攻撃+ねむりエフェクトを与えるルプルバーン(クロノアのスコアから)
あたり。ただし、無属性は光属性より素早さが低く、
両者が同ターンにDFを選択した場合は、光属性のほうが先に発射する。
ゴルディストに先手を撃たれてDFが撃てなくなるなどに注意。

解呪に成功した主人公であるが、例のごとく激しくなる地鳴り。
もしかしたらウェスティアの光の柱といい、世界の崩壊と関係があるのかもしれない。
ライラも、声の主(=呪い)に操られたドラゴンたちの、
悲しみや苦しみがわかるようで、泣いていた。

6-4-2.カースドダンジョン10

順調に来れば、レベル6の実が3個、レベル5の実が7個入手できているはず。
カースドダンジョンを少しでも楽にクリアーするため、集めてきた人はここで使ってしまうのもテ。
(上述したとおり、レベル制限のあるカースドダンジョンはこれが最後である)

ダンジョンに入れる条件はレベル3までのドラゴン。
また、★ベーオウルフを最後に倒すこと。

ボスは、エアラプター(風)、★ベーオウルフ(火)、ブルーバーン(風)、
エアラプター2(風)、ベーオウルフ(火)、ブルーバーン2(風)
の6体で全員レベル6。
攻撃力を上げ、ウインドアローで多段Hitな高火力DFを撃ってくるチームだが、
セントウクンなど防御を上げるDFを持つドラゴンと、
必要に応じて、相手の攻撃力を下げたり浄化するDFを持つドラゴン
(たとえば攻撃力を下げるシラヌイや相手全員に浄化をかけるトゥインクル)
を連れていけば問題ない。また、レベルの種を温存してある人は、
全員に使えば、火力でのゴリ押しもも十分できる。

ライラにも、主人公が過去のカースドダンジョンで聞いてきた謎の声が聞こえるらしい。
ライラが声に応じるように語った中身によると、声の主は過去の竜抜戦の優勝者によるものらしい。
どうやら過去の竜抜戦の優勝者たちも、勝利したくて勝利したわけではなかったらしい。
そして、その末に英雄と称えられたものが、世界に<スピリット>をささげ、消滅していった。
それが今の時代にこうしてカースドダンジョンになり果ててしまっていたのだ。
その声に応じるように、ライラも「こんな世界なくなってしまえばよい」と言っている。
(ライラが"滅びの因果"のキビトであることが明確に察せるようになる)

6-4-3.カースドダンジョン11

トント曰く、この世界は人間の<スピリット>で支えられている。
スピリットは、物を生み出し、創り、育てる力であるが、
それは同時にドラゴンを暴れさせ、世界を破滅へ導くこともできる。
呪いとはそういう都合の悪い形に対してつけられたものであるという。

入場制限は特になし。
ただし、解呪条件は★滝太郎をカマイタチで倒すこと
(最後でなくともよい)。

ボスチームは、アヤカシ(水)、★滝太郎(水)、バク(光)、
アヤカシ2(水)、バク2(光)、滝太郎(水)
の6体で、全員レベル8。

解呪に成功したときの地鳴りは次第に強いものになってきている。
もしかしたら気脈の流れが強すぎてむしろ世界を破壊しているのかもしれない。
そんな中で、主人公がカースドダンジョンからの声で、
「クサビの宮」について聞きとる。
全ての気脈がつながっている土地で、そこが、引き抜かれるという。
トントもクサビの宮については分からないようだが、
ライラが言うに、クサビの宮とは、竜界と実界の間に打たれた土地で、
ここが気脈を束ねているのだが、"滅びの因果"は、そのクサビを世界から引き抜き、
全てを無に還すのだという。

主人公たちはアークシティに戻るも、
いよいよここも崩壊が激しくなってきており、
またセルジオもいなくなったことで、ならず者たちも逃げ出し、略奪も減った。
町の人たちもほとんど出国し、国もなくなりかけていた。
アヤカも、先ほどの船でシャオトウを安全なところへ避難させたところだった。
女王はなぜ主人公を"滅びの因果"というのか、真実を知っているからなのだろうか。
セルジオは、自分は滅びの因果ではないと言っていたが、
それは女王に言われたからだろうか。
アヤカがネストの人から仕入れた情報によると、女王はクアン山頂にいるという。
先の顔の亀裂の件といい、女王は本物ではなく、テイマーの可能性もあり、
七賢竜の残り、ティアマットのキビトである可能性もある。
(実際は違うがこの時点で得られていた情報からはそれが最も妥当な推理だった)
主人公たちは真相をたしかめるべく、女王に会うためにクアン山頂へ向かう。

6-5.クアン山頂

クアン山頂付近は崩壊がひどく、光の柱も見境なしに立ち上っている。
主人公が世界の崩壊を許さない一方で、
ライラがいうに、世界の崩壊を望む人もいるという。
全ての人が世界を好きなわけではなく、誰かが願えば"滅びの因果"はいつでも現れる。
という。そう言うと歩き出したライラの手を引いた主人公だが、
ライラの手はすごく冷たかった。
(ここからしてライラが死にかけているという表現がよくわかる)

途中の宝箱からバスターのスコア入手。

やはり、山頂で待っていたのは女王だった。
主人公は、女王に正体を問いただすも、語ってはくれない。
しかし、主人公の命がほしいと言ってきた。
死んでもなお、意志を残すオロチの確実な敗滅が望みだという。
その語り方から、トントの記憶が鮮明に思い出されると同時に、
女王は主人公に勝負を挑んできた。

ボスの女王のPTは、
アヤカシ(水)、バク(光)、滝太郎(水)、
アヤカシ2(水)、バク2(光)、滝太郎2(水)
の6体で、レベルは全員8。
ひたすらFPを奪ってはバクのドリームバインドで足止めをしてくる。
相手は火力自体はさほど高くないため、長期戦に持ち込み、
カマイタチなどで、こちらがかなしばりを受けている時も安定してダメージを与えると楽そうである。
ここまで来ると、比較的自由にドラゴンを選んだPTが編成できるはずである。
たとえばガネーシャのきりさきの風(単体)や、リョウマのグフウ(全体)は、
カマイタチとチェンジ封印を同時にかけ、
開幕時に風属性の素早さを生かした先制DFをかけておくことで、
カマイタチで確実にダメージを与えていくことができるであろう。
ただ、控えの3体も表の3体と同じPTであり、後半でFPを貯めるのが厳しい場合は、
ドラグライドなど、単体へのカマイタチだけだが消費FPが5と少なくて済む。

女王と主人公との勝負は、主人公が勝利に終わった。
すると、女王の身体はみるみる亀裂が入りっていった。
やはり、女王は本物ではなく、七賢竜の用意したクグツ(泥人形)であったようだ。
記憶を取り戻したトントが言うに、これはティアマットが仕組んだものである。
するとトントの推理で話がすべてつながる。

応竜の言っていた、オロチの言葉、"滅び"が混じっているという時点で、
すでにオロチはだれが"滅び"かを知っていた。
そして、オロチは"滅び"を止めようとした。
皆にそれを話し、あるいは竜抜戦を中止しようとした。
あわてた"滅び"の主は秘密を守るため、オロチの抹殺を企んだという。
すなわち、オロチが主人公を召喚したときの事故は、
事故ではなく、ティアマットの仕組んだ罠だったのである。

そして間一髪で召喚に成功したオロチは、
竜抜戦の権利を守り、"滅び"の主の秘密を暴くように、
その意志をトントに注ぎこんだ
(だからトントは喋れるし七賢竜に相当する力を体現できるのだろうか)。
(トントが記憶をなくしたのは、本人も言うように、計算違いに因るもの)
それにあわてた"滅び"の主は、女王のクグツを作って主人公らを監視し、
主人公を"滅び"に仕立て上げ、オロチの意志をつぶそうとした。

すると、主人公の元にたどりついたヤナガもその通りだと伝える。
ヤナガはひどい怪我をしていた。
(先の、ティアマットの"院"襲撃を受け、代表はおそらく死亡し、
闇のヤナガの異名を持つほどの凄腕テイマーであるヤナガは、
ティアマットに応戦、命からがら逃げ延びたのである)
ヤナガ曰く、"院"は壊滅した。女王、その操り主であるティアマットこそが、
"滅びの因果"のキビトを持つ七賢竜であるという。

全てを暴かれ、その体も限界に達したた女王は、
「そう。それが、真実です。」と白状した。
しかし、このタイミングで、セルジオとその操るドラゴンは、
ライラを鷲掴みにしてさらっていった。
これも、ティアマットが女王を介してセルジオに伝えたものである。
女王曰く、ライラは世界を見届け、そして世界を受け入れた、という。
そう言うと、女王(泥人形)は帰還の指輪でその場を逃げた。

主人公たちは、負傷したヤナガを連れてアークシティに戻る。
トントの明察と、ティアマット自身の白状もあって、
主人公が"滅びの因果"ではないことは確定し、少しは安心した。
しかし、ティアマットが竜抜戦に勝利することは世界の崩壊を意味しするということが、
より明確に捕えられたことで主人公は同時に戦慄も感じていた。
セルジオの記憶が消えていなかったことも不可解なこと(ティアマットがキビトに選んだ?)であり、
主人公はその真相を確かめなくてはならない。
おそらくライラと、それを誘拐したセルジオはムールイェに向かったものとみられるが、
そこへの入国許可をとることとあわせて、情報を集めるため、
ひとまず竜斗台へ向かうのだった。

第七楽章:ムールイェへ。