ストーリー攻略

[トップページへ]

[1:ヒノト南部] [2:ヒノト北部] [3:陽国] [4:スロベチカ] [5:サリクイン] [6:ウェスティア] [7:ムールイェ]


第七楽章 ムールイェ

その頃、壊滅した"院"では、
女王が謝罪とお礼を行っていた。
竜抜戦を開いたおかげで、かねてよりの願いが叶うからである。
すなわち、やがて世界は滅びるということであり、
それは女王としてではなく、もはや完全にティアマットの言葉であった。
「やがて私の役目も終わるでしょう。共に、無の彼方まで。」
そう言うと、女王の肉体は崩れ去るのであった。

この時点で、フォルテのタマゴが購入可能になっている。

7-1.竜斗台でヤナガとバトル

ヤナガは重症ではあったが命に別条はなかった。
ヤナガが主人公に隠し事をしていたのは、
過酷な宿命を知らずに済めば、と思ったからであった。
ただ、カースドダンジョンの解呪などは、女王の策であった。
淀みをとり、気脈の流れを加速させたことで、
世界の崩壊速度を上げることにつながったという。
ただ、全てのカースドダンジョンの解呪に成功すれば、
世界に力を与えることにもつながるという。
また、アヤカが船乗りから仕入れた情報では、
セルジオはムールイェに向かったという。
ヤナガ曰く、ムールイェは、"院"が七賢竜を目覚めさせた伝説の島だという。
南方コモノ領の島であり、主人公たちは入国審査を受けるのだが...

ムールイェの審査員はいなかったが、ヤナガは、
院の特権として、審査員を買って出た。
昔は闇使いのヤナガと恐れられたほどの凄腕テイマーである。
国の威信と、ヤナガの個人的な思いやりとして、
ムールイェの強力なドラゴンの待つ死地に、
ただ主人公を送るわけにはいかないという。

ヤナガのPTは、
テュポエウス(闇)、サーペント(水)、テュポウエウス2(闇)、
ドラグバロン(闇)、グラウマンダ(闇)、ドウメキ(闇)
の6体PTで、レベルは全員10。
序盤はサーペントを使って高速でFPを溜めて、
テュポエウスのブレスで一気に削ろうとしてくる。
ベーオウルフ2、ステルベルギ3、ブルーバーン1など、
火力特化で押し切ろうとすると、
全員レベル10まで育ててもけっこう互角な感じなので、
アヤカシなど、相手のFPを下げるDFを持ったドラゴンを入れて、
相手のFPを破壊優先で攻めれば少しは楽かもしれない。

ヤナガとの勝負は主人公が勝利した。
ヤナガは試合の中で、主人公の良いスピリットを感じたという。
主人公の実力を認め、
快くムールイェへの入国許可証を発行してくれた。

ムールイェは無人島なので、町はないが、
既に到着していたクインズランド軍がベースキャンプを張っていた。
トレヴァーもいた。というのも、
アヤカの記事は公になっていなかっただけで、
読むべき人たちは読んでおり、世界で起こっている出来事はきちんと把握していたのだ。
トレヴァーはこのベースキャンプを、
主人公にも活動の場として提供してくれることになった。
しかしながら、クインズランド軍はまだユージーンには会っていないようだ。
セルジオに関しては、定かではないが、
ムールイェの海岸でそれらしきドラゴンを見たという。

7-2.ムールイェ海岸

ムールイェは切り立った海岸線や島の中央部を囲む険しい山地など、
地形的な制約が大きい。島中央部に向かうにはこの海岸線を突破するのがベストだという。
というのも、七賢竜が復活したこの島の記憶を、トントも徐々に思い出してきているようである。

途中で、ライラの髪飾りが落ちている。ここを通ったようだが、
どうやらセルジオはテイマーとしての力を失っていないらしい。

海岸奥部で、やはりセルジオはいたが、
トントはそれとは別の何かを感じていた。
ライラは無事のようだ。
セルジオは新しいドラゴンを用意していた。
主人公は光属性ドラゴンはセルジオには似合わないというが、
セルジオも言うに、光属性ドラゴンはだれかを踏み台にして強くなるあたりが好きだという。
そして、主人公も、あの腐った世界(実界)も踏み台にして、という。
その背後にはティアマットがおり、トントはここで初めて、ティアマットと対面する。
セルジオは、力にして、七賢竜のティアマットに愛されていると言い、
主人公に勝負を挑んでくる。

セルジオのセリフやティアマットの登場で勘違する人がいるかもしれないが、
これは竜抜戦ではなく、ティアマットも登場しない。セルジオのチームは、
キリン(光)、フェンリル(闇)、バク(光)、
バク2(光)、フェンリル2(闇)、キリン2(光)
の6体で全員レベル9。
セルジオはひたすらバクのDFで全体にかなしばりをかけてくる。
幸い、フェンリルよりもバクのほうが消費FPが低い事や、
ドリームバインドの連打のおかげで、フェンリルのお互いに即死するDFは、
あまり気にしなくてよい。

セルジオとの勝負は主人公が勝利した。
その様子を見ていたティアマットはセルジオに対し、<スピリット>の底が見えたと伝える。
"滅びの因果"が勝てば、世界はそのすべてを無に還す。
そして、そこには世界を支配する者は存在し得ない。
つまり、ティアマットは、セルジオをキビトとして認めたのではなく、
あくまで利用していたにすぎなかったのである。
ティアマットは例を述べるとセルジオに一撃を放つ(?)。倒れ込むセルジオ。
(ムールイェの拠点に帰還した後に全く話に出てこないあたりからして、セルジオ死亡?)

ティアマットは話を続ける。
記憶と魂を失せた我がキビト(ライラのこと)は、
オロチとファフニールの戦いを見てきた。
そして、既に世界は滅びを望んでいて、やがてクサビが姿を現し、
無という答えを選びとるという。

ティアマットはライラのことを、死を望みし、魂をもたぬ我が愛しきキビトと呼ぶ。
その無の<スピリット>はいかなる想像(たぶん誤植で、ここは"創造")をも滅ぼすという。
そう伝えると、ティアマットはライラを連れて島の中央部に飛び去っていく。
すると、島の中央部から空飛ぶ宮殿が姿を現す。
これが、以前から話に出てきた、世界の気脈を束ねていたクサビの宮のことで、
それが抜けたということは、実界と竜界を上手い具合に隔て、
しかしつなぎとめてきた力が消えるということを意味する。

いったん主人公はムールイェの拠点に戻り、
アヤカに、ライラがティアマットのキビトであることを伝える。
主人公は、ライラが記憶を消され、ティアマットに操られているのだと考えたが、
トントがいうに、キビトは偶然に選ばれるわけではなく、
相性、思考、運命ともいえる因果によって選ばれるという。
ただし、七賢竜が個別にそれらの人を選ぶわけではなく、
(後にオロチのいう"めぐりあわせ")
選ばれしメグミビトもまた、どの七賢竜につくかを選ぶのだという。
即ち、ティアマットが世界の無を望むように、
同じく、世界の無を望むライラがティアマットとめぐり合ったのである。

それでも尚、ライラを救い、世界の崩壊も止めたい主人公は、
ティアマットの飛んで行った、クサビの宮を目指す。

7-3.クサビの宮

"滅びの因果"が七賢竜ティアマットとそのキビトであるライラであることは確定した。
敗北すればこの調子でティアマットとライラは世界を無に還すであろうし、
放っておいてもこの調子で進めば間もなく世界は崩壊する。
主人公は世界の崩壊を止めるために、
やむを得ずティアマットとライラと戦いにやってきた。

クサビの宮で待っていたのはやはりライラだった。
主人公はやむを得ずライラと戦うことを告げると、
ライラは泣きながら、自分のことが大嫌いで、
世界にさよならを言ってきたことを告げる。
そして2人の勝負が始まる。

ライラのPTは、
トゥインクル(無)、セントウクン(無)、トゥインクル2(無)、
エインガナ(光)、トゥインクル(無)、エインガナ2(光)
の6体でレベルは全員10。
体を張って防御を上げてくれたエインガナには悪いが、
浄化で簡単に消すことが出来てしまう上、
カマイタチやブレス攻撃は防御力が関係ない。
また、相手チームには固定ダメージ攻撃を持っている人がいないので、
シラヌイなど攻撃力を下げるDFを持つドラゴンを連れて行くとなおも安定する。

ライラとの勝負は主人公が勝利するも、
ティアマットとは戦っておらず、今回は竜抜戦ではなかった。
ティアマットが言うにライラの意識と記憶は封じてあるという。
影から怪我をしたユージーンが言ってくるに、
ライラは既に死んでいるという。
ティアマットはライラを召喚し、消えゆく魂を封じてキビトとしたという。
従って、ティアマットを倒せばライラも消滅してしまう。

加えて、クサビの宮を調べてユージーンが知ったことは、
七賢竜の役目とは世界を危機から救う役目を持ったシステムにすぎないということであった。
つまり、七賢竜には世界を滅ぼす意思は初めからないという。
"滅びの因果"を呼びさまし、知らずにそれを選び取っていたのは、
世界に絶望したライラ張本人であった。

それを主人公に伝えたユージーンに対し、
ライラはこの世界が本当に嫌で、ユージーンに助けを乞うた。
ユージーンも、ライラに対しては消えてくれと願うしかなかった。
すると、ティアマットはライラを連れてクサビの宮のさらに奥まで進んでいった。
主人公たちは、負傷したユージーンを連れて一度上陸拠点まで帰還する。

7-5-1.カースドダンジョン12

カースドダンジョンのも元はと言えばティアマットが仕込んだものであり、
主人公にとっては腹立たしいものである。
解呪を済ませ、気脈の流れを速めれば速めるほど、
世界の崩壊も速まるのであるが、それは同時に世界に力をもたらし、
逆に世界を正常に保つ力にもなるかもしれない。
であるからこそ、その可能性にかけて、
この世界が壊滅の危機にある中でもなお、
主人公はすべてのカースドダンジョンを解くことに決めたのである。

入場制限は、フォルテのタマゴで生まれたドラゴンのみのチーム。
解呪条件は、★ボルガノンを最後に倒す。

ボスチームは、
スタンピード(地)、★ボルガノン(地)、ガルグイユ(水)、
アギトリュウ(火)、ドラフロッグ(水)、ゲオルギウス(火)
の6体で、全員レベル6。
攻撃力や防御力を下げてくるチームである。
幸い火力のある攻撃をしてくるドラゴンはいないので、
味方に浄化をかける光属性のシームルグを入れると、
ペースを維持して戦えるであろう(消費FPも5と、かなり発動しやすい)。
火力に不安が残るなら、相手の防御や攻撃を下げる
(たとえば防御を下げるならマッドワーム、攻撃を下げるならシラヌイ)
を連れて行けばだいぶ戦いやすくなるであろう。

ムールイェで聞く解呪の声は格別である。
希望と絶望の入り混じった過去の竜抜戦の勝利者たちの声である。
もしかしたら、主人公は、世界の崩壊をくいとめ、
また竜抜戦にも勝利し、世界を<スピリット>で満たし、
恵みに導くかもしれない。
しかし、これまでの歴史に倣えば、つまり主人公のスピリットを持つ、
新しいカースドダンジョンが誕生することになるかもしれない。
しかし、そのような世界を、主人公は情けない世界だとは思わない。
トントやアヤカのように、そこに住む人々はがんばっているし、
ドラゴンのようにすごいやつらがうようよしている世界であり、
それだけの力を持った世界なら、なんとかできるのではないかと考えるようになる。
(これが後に、自力で<スピリット>を生み出しながら歩む世界の構想に繋がる)

7-5-2.カースドダンジョン13

主人公の体感としては、このダンジョンは重く、
いつもよりもプレッシャーが大きいという。

入場制限はなし。ただし解呪の条件は★ワンリーを最後に倒すこと。
ワンリーは「挑発」をつけてくるので、
通常攻撃が吸われてしまうという別の方向に難易度がある。

トント曰く、カースドダンジョンに住んでいるドラゴンは悲しい目をしているという。
呪いの影響であるということは明確には一定いない。
ドラゴンは気脈を吸い取って生命力に変える生命体なので、
淀んでいたとして気脈があれば生きていけるがどこか体にはよくないということか。

ボスチームは、
マナクイーン(水)、★ワンリー(地)、アクアキング(水)、
フェンリル(闇)、ヴリトラ(闇)、ブライゴン(闇)
の6体で、レベルは全員9。
最初のターンでワンリーがDFで挑発をつけてくる。
また、それ以外のメンバーがブレスやドレイン、即死攻撃と、
長期戦に持ち込めない戦術で攻めてくる。
従って、DFで各個撃破するためにFPを溜めながら戦う、
という作戦はどうしても長期戦になってしまう関係上、厳しいものがある。
そこで、ポイントとしては、「挑発」は浄化をかけることで消すことができること、
あるいは、金のタマゴから生まれる光属性のゴルディストは、
相手のDFを封じるDFを持ち(最初のターン、DFで先制できる)、
これをワンリーにかければ、挑発を心配する必要はなくなる、
などを駆使すると楽に戦えるであろう。

解呪を済ませたあと、主人公が体感したことによると、
このプレッシャーは、誇りと責任、そして圧倒的な不安に因る物で、
どうやらここが一番最初に作られた
(つまり最初に世界のために戦い、最初に世界のために消えた者)
のスピリットが淀んだカースドダンジョンだという。

7-5-3.カースドダンジョン14

入場制限は地・闇・無属性のチームで、
解呪条件は★ブライゴンをブレス攻撃で倒す(最後である必要はない)。

ボスチームは、
ドウメキ(闇)、キャタピラス(闇)、セントウクン(地)、
★ブライゴン(闇)、ドウメキ2(闇)、セントウクン2(地)
の6体でレベルは全員10。
この構成の上に属性縛りときたら、死角のないPTになっている。

このダンジョンで、解呪はすべて終わったことになる。
過去の竜抜戦の優勝者はすべて成仏したことになった。
主人公は、これら過去の勝利者のようにはならないことを誓う。
(この時点で構想が完成していた?)

すべての解呪を終えて上陸拠点に戻ると、
この拠点にまで、凶暴化したムールイェのドラゴンの進攻が広がってきていた。
ユージーン曰く、ライラはこんな世界を望んでいたわけではなかった。
実界とようやく別れる(死ぬ)ことが出来る時に、
ティアマットに選ばれ、その願いを叶えるために、
再び竜界とも別れるために生かされることとなったライラは、
ただ、世界を巻き添えにしてでも死ぬことしか選べなかった。
さぞ辛かったことであろう、ユージーンもそれを哀れな子と形容している。
怪我の手当ても終わり、体力が回復したユージーンは、
ライラを苦しみから救うために、ティアマットを倒そうと出発しようとする。
しかし、まだ完全な状態ではないユージーンを一人ではいかせられないため、
目的が一致する主人公も一緒に、ティアマットが飛び去ったクサビの内宮へ向かう。

7-4.クサビの内宮

ユージーンはまだ完全な状態ではないため、
道中のドラゴンはすべて主人公が倒す役を担当して進むことに。

七賢竜ティアマット&ライラと、
七賢竜ファフニール&ユージーンの、2つの竜抜戦がある。
2戦とも、1つのPTで安定して達成できるPTを提案する自信はないので、
(あえていうならひるみハメPTだと両方に通用しそうではあるが...)
それぞれ別々に提案する。

途中の宝箱から勇なるスコア[幻]入手。

クサビの内宮で、たしかにティアマットとライラは待ちかまえていた。
もし、ライラが勝利したとしても、ライラの意志では世界は救えないという。
というのも、ライラは世界に対してサヨナラを言った人間であり、
その意思を曲げるだけの希望ももうないようであり、
ライラは、自らが消えるか、世界が消えるか(つまりライラも消えるのだが)、しかないという。
ユージーンは、言わないでほしいと強く止めたが、
ライラは、自らの意志で主人公とユージーンに対し、私を消してほしいと言ってきた。
ティアマットとライラは終局の<スピリット>を奏で、
主人公がこれに応戦する。

七賢竜ファフニール&ライラとの竜抜戦。PTは、
ベーオウルフ(火)、ティアマット(無)、グリフォン(風)、
ベーオウルフ2(火)、セントウクン(地)、キャタピラス(闇)
の6体で、全員レベル10。
ステータスを上げまくるPTになっている。
他の七賢竜と違い、ティアマット自体はさほど脅威ではない。
幸い固定ダメージを持っているのはキャタピラスだけである。
なのでこちらも防御を上げつつ、
ベーオウルフから倒して行けばまず負けることはない。
ただし、ティアマットのDFは、対象者を任意に選べる。
従って、確実を期すのであれば、ゴルディストの、フォース封印をティアマットや、
余力があればベーオウルフにもかけておくことでさらに安定して戦えるであろう。

ちなみに、このバトルの中で、ライラがDFを発動するとき、
「消えるのは怖い、でも私には止められない」「さよならを、言わせて」
といったセリフが聞ける。

ティアマットとの勝負は主人公が勝利する。
ただし、トドメは刺していない。ティアマットはそれは答えかと聞くが、
主人公は、答えはユージーンが決めると言い放つ。
ユージーンはライラにかけよると、なぜ逝ったのかを聞く。
ライラは、たぶん世界が私をいらないって言ったから、
それに対して、多分、サヨナラを言ってしまったのだ、と返す。
ユージーンは、もし次があるのなら、俺のために生きてほしいとライラに伝えると、
ファフニールを使ってティアマットにとどめを刺す。
トントもファフニールに対し、七賢竜はシステムにすぎず、
<スピリット>を持たない者が見るべき夢ではない、と言い放つ。

こうしてティアマットは敗滅し、ライラは還った。
(ライラの生命をつなぎとめていたティアマットが消滅したことで、ライラは完全に死んだ)
こうして、最後まで生き残ったのは七賢竜ファフニールであるが、
主人公のオトモリであるトントも、いちおう七賢竜オロチの意志を継ぐ者として、
(ユージーンにも認めてもらっている)ユージーンから最後の竜抜戦への誘いを受ける。
ドラゴンたちを整えて来いと言うと、ユージーンはクサビの内宮のさらに奥まで進んでいった。

主人公はさらに奥まで進むと、ユージーンが待っていた。
ユージーンが、主人公を倒した暁には、気脈を正し、世界をあるべき姿に修復するという。
自分の存在を犠牲にしても、であることだろう。
主人公は改めてトントに問うた。主人公がもし勝利したらこの世界はどうなるのかと。
七賢竜オロチがすでにいないので、トントにとっても分からないという。
ただ、本来、明確な意志を持たないオトモリだが、トントが意志を持っていることからして、
そうなることもオロチが予見していたものかもしれないという。
(オロチは"滅びの因果"を止め、世界をあるべきものに正そうとし、
自分が"滅びの因果"によって殺されたとしても、オトモリに意志を渡しておくことで、
それさえ生き延び、"滅びの因果"を止めた末に世界を正しい方向に導ける、
からこそ、そのように事を運んだ)
つまり、主人公が勝利することは、七賢竜オロチの勝利に等しく、
世界を主人公が作りかえることができることを意味するという理屈である。
これを聞いた主人公は、七賢竜ファフニール&ユージーンに竜抜戦を挑む。

七賢竜ファフニール&ユージーンのPTは、
グラウマンダ(闇)、ファフニール(闇)、テュポエウス(闇)、
グラウマンダ2(闇)、キャタピラス(闇)、テュポエウス(闇)
の6体で、レベルは全員10。
開幕からファフニールは即死攻撃を放ってくる。
DFで先制して動きを封じなければ、仲間が1体やられてしまうががんばろう。
闇で固めたPTはかなり火力があるのだが、
それはDFに因るブレス攻撃が大きい。
従ってDFを思うように発動できないように、アヤカシや滝太郎など、
相手のFPを下げたり奪ったりするフォースを持つドラゴンで応戦すると良いように思える。
ただし、闇属性は意外と攻撃力が高く、水属性はHPは高いが防御が低い。
これは幸いにもブレス攻撃には強いことを意味するが、
相手FPを破壊しブレスを撃たせない戦略での長期戦は厳しい(火力を上げないといけない)意味する。
ただし、今回はカマイタチなどにより火力を上げることはできない(相手は闇パ)。従って、
相手FP破壊あるいは略奪役であるヤトノカミ、(5FP消費で、相手FPを10奪う)
火力となる攻撃役であるマナクイーン、(10FP消費で、相手全体に70ダメージ)
耐久力上げる役であるセントウクン、(10FP消費で、味方全体の防御30アップ)
のような、3つの役にそれぞれ適したドラゴンを配置することで楽に戦える気がする。
自信があるなら、マナクイーンやセントウクンを、
より攻撃的な属性や火力のあるDFを持ったドラゴンと交換してもよいだろう。

ユージーンは、主人公に対し、「お前の勝ちだ」と伝える。
すると、あたりにまばゆい光が立ち込める。
ユージーンの言う、世界をかえる力にして、
トントの言う、ドラゴンの始祖にして世界の力そのもの、
極竜(キョクリュウ)、プロップドラゴンが姿を現す。
一行はいったん、(プロップドラゴンもつれて)上陸拠点に戻ることにした。

悩んだ末、主人公は世界を変えることを決心する。
カースドダンジョンで思いついたそのアイデアは、
今までみたく世界に<スピリット>を与えるのではなく、
世界が自分の手で<スピリット>を作れるようにするという発想である。
そうなれば、実界に頼必要もなければ、竜抜戦も必要ない。
メグミビトもいらないし、これ以上、複雑な思いをしなくてはならない人も現れなくて済む。

しかし、プロップドラゴンの返答はというと、
プロップドラゴン自信が七賢竜の力の体現であるから、
七賢竜を消すことは出来ないという。
だが、はじまりの世界に戻り、七賢竜の存在を滅した上で、
自ら<スピリット>を持つ世界を作る、というのであれば叶えることができるという。
詰まる所、タイムスリップして世界を変えてくることを意味する。
だが、主人公が負けた場合は、ただ、主人公が消えるだけであり、世界は何も変わらないという。

しかし、それは同時に、七賢竜が存在しなくなることで、
トントも存在しなくなることを意味する。
だが、トントはむしろオロチの意志に沿ってこれを推してくれた。
そのように世界を作り変えたら、主人公の存在も消滅してしまうかもしれないが、
過去の時代にそのように作りかえられていたとしたら、
主人公がオトモリとして呼ばれる必要もそもそもなくなっていたかもしれない。
主人公はその可能性に賭けて、こちらの世界をユージーンとアヤカに任せ、
すべての七賢竜をぶっ倒す旅支度を整える。

7-6.はじまりの七宮

主人公はプロップドラゴンに願うと、
はじまりの世界に運んでもらった。
ここは今から2000年前、最初のメグミビトが七賢竜を生み出した世界ということになる。
(アヤカの語るメグミビト伝説に出てくる頃の時期である)
ここで、主人公は最後のメールを書き終えると、
トントと共に七賢竜たちへの挑戦を始める。

アイテムは持ちこみ可能なので、FPスクロール(大)いくつかと、
気脈石(大)と復活の水晶を適した割合で持っていこう。
ラスダンくらい全部使っちゃっていいよ、エンカウントもないし!
当然ながら、ネストも店もなく、アイテム補充やドラゴンの交替もできない。

はじまりの七宮は、七賢竜たち全員と7連戦になる。順番は、
応竜→リヴァイアサン→ウロボロス→ケツアルカトル→ティアマット→ファフニール→オロチ。

7つのチームすべてに安定して対応できるチームは限られてくる。
難易度的に、オロチ戦は他の6七賢竜の4倍程度の強さに感じる。
とにかくオロチPTは火力が高いため、こちらとしては即死攻撃で補うか、
相手自体の動きを封じるなどの工夫が求められる(他の6戦に対応した上で)。
冷静な対応ができる人は、ひるみハメPTが最も安定しそうである。

応竜は、
セントウクン(地Lv5/HP258)、応竜(地Lv10/HP364)、マッドワーム(地Lv5/HP259)。
地属性は素早さもHPも低い。火属性ドラゴンで強力なブレス攻撃があれば、
応竜を含めて一撃で仕留める圏内である。

応竜に勝利した頃、実界の上海(ザンヘ:現地ではシャンハイではなくザンヘと発音する)では、
シャオトウが母親に見つけられるほほえましい描写がある。
かくれんぼでもしていたのだろうか、
今回の運命では、大きくなるまで親と一緒に平和に過ごして欲しいものである。

リヴァイアサンは、
サーペント(水Lv5/HP337)、リヴァイアサン(水Lv10/HP444)、マナクイーン(水Lv5/HP341)。
リヴァイアサンは初ターンでDFの発動を狙ってくる。
これを食い止めるには、火属性ブレスでは火力が足りない。
相討ちになるフェンリルの即死DFか、状態異常を起こすDFを撃つ必要がある。

リヴァイアサンに勝利した頃、実界のイルクーツクでは、
タチヤナがまた父親から引っ越しの話を聞かされていた。
どうやら父は転勤が多く、あまり学校に通えておらず、
中の良い人がほとんどいなくて寂しかったようだ。
竜界のスロベチカの人々と接する運命は失われてしまったわけだが、
竜界に来なくてよくなったことで、実界の人たちと仲良く過ごしてほしいものである。

ウロボロスは、
フェンリル(闇Lv5/HP236)、ウロボロス(光Lv10/HP423)、フェニックス(光Lv5/HP320)。
初ターンはウロボロスがエターナルリング発動を狙ってくる。
従ってフェンリルの即死攻撃発動までは時間がある。
復活オーラは浄化でも消すことができる。

ウロボロスに勝利した頃、実界のベルリンでは、
少女がアルベルトに対して声を荒げていた。
アルベルトはどうやらゲームや本に没頭して引きこもっているようだ。
外に興味がないというアルベルトに対し、少女は誕生日プレゼントを差し出す。
少女はありがとうは?と声をかけると、アルベルトもありがとうと言うことができた。
こうして、彼は少しずつ自分のことだけでなく、
他人のことも考えてゆけるようになることだろう。

ケツアルカトルは、
ベーオウルフ(火Lv5/HP298)、ケツアルカトル(風Lv10/HP400)、ブルーバーン(風Lv5/HP296)。
初ターンはケツアルカトルがグリーンサイクロンのDFを狙ってくる。
風属性相手ではDFでの先制も不可能であり、
当たり所が悪ければやられてしまうが仕方がない。

ケツアルカトルに勝利した頃、実界のニューヨークでは、
セルジオはチンピラに追われていた。
しかし、ゴミためで終わるつもりはない、這い上がってやる、という掛け声があり、
まだ諦めてはいないようだ。
ゲーム内ではセルジオはかなりワルとして描かれているが、
そういう人間が楽器の1つでも演奏して自分の心を表現したいと思うだろうか、
また女王に操られていたとはいえ、
セルジオにも世界を守りたいという信念を持ったりするなど、と考えると、
どういう事情があったかは知らないが、管理人個人としては、
セルジオはそこまでワルではなかったようにも思えるのだが...

ティアマットは、
ベーオルフ(火Lv5/HP298)、ティアマット(無Lv10/HP380)、グリフォン(風Lv5/HP302)。
最初のターンでは、ベーオウルフがDFを狙ってくる。

ティアマットに勝利した頃、実界のバグダッドでは、
病院でライラが手当てを受けていた。
(状況からして、なんらかの紛争によるものか、一斉に負傷し、
大勢で病院に運び込まれて治療を受けていたのだろう)
衰えがひどく本人の生きる意志次第とのことだったが、
たまたま何か音がして、それがライラには、
生きてくれというあたたかい声に聞こえたようだ。
おそらく、こうしてライラは実界で息を吹き返すだろう。
実界でも竜界でも、突然訪れる運命は多くの場合残酷だが、
それは世界がライラを含め、われわれがいらないからという意志で付き付けたものではない。
だからこそ世界にさよならを言うのではなく、最後まで付き合ってあげてほしいものだ。

ファフニールは、
グラウマンダ(闇Lv5/HP258)、ファフニール(闇Lv10/HP364)、テュポエウス(闇Lv5/HP259)。
初ターンでは、ファフニールが即死攻撃を放ってくる。
ファフニールの素早さは闇属性の中でも低く、155であり、
風・光・闇属性のドラゴンなら先手を撃てるのだが...(フェンリルとは同じ素早さ)

ファフニールに勝利した頃、実界のリバプールでは、
ユージーンが母さんの所に来ていた。(おそらくは車で大事故があったのであろう、)
父さんは手術が上手く行き元気になり、もうすぐ仕事に戻れるそうだ。
姉さんは相変わらずだんなとケンカしているらしい。
ジョンという犬を飼っており、散歩をサボるとすぐ吠えるらしい。
ユージーンの一家は立ち直った。
そして、もう大丈夫であると伝え、(現実から)逃げないと誓うために、
彼の母の眠る墓まで訪れてきていたようだ。
竜界を旅し、世界を調べ上げ、運命を受け入れることが出来た彼なら、
きっと実界でも、同じように上手く立ち直っていけるであろう。

6体の七賢竜を倒した先、最後に待ち受けていたのはオロチだった。
主人公は、トントに対し最高の相棒であったことを伝える。
トントも迷いはないようだ。
トントは言う、「オロチ様。あなたの意志によりこのトント、あなたを倒しに参った」
聡明なオロチはすぐに事情を察する。
それは時空を超えてはるか未来の世界から来た者に対しても例外ではなかった。
それを踏まえてオロチは主人公に対し、竜抜戦として勝負を挑んできた。

オロチは、
サラマンダー(火Lv10/HP398)、オロチ(火Lv10/HP844)、サーペント(水Lv10/HP437)
サラマンダー2(火Lv10/HP398)、ベーオウルフ(火Lv10/HP398)、フレアソード(火Lv10/HP397)。
つまるところ、ラスボスである。
初ターンに、オロチがレンゴクノホノオを狙ってくる。
これを食らうだけで勝負あったといえるほどに削られる上、
規格外のHPでありダメージを与えて倒すことを考えると、非常に厳しいものがある。
美しくない勝ち方かもしれないが、フェンリルのDFなどで、
先手をうって相討ちに持っていくだけでも、劇的に難易度は変わる。

火属性で固めた時の脅威は、FPに応じて攻撃も防御も上がることである。
その上、ブレス攻撃は固定ダメージと、
DFと通常攻撃のどちらに対しても対策を行う必要がある。
これを考えると、相手のFPを貯めさせない、という戦略が最も効果的である。
サーペントを早めに仕留め、相手のFPを破壊しつつ攻めることができればいいのだが...

ちなみに管理人は
「カーマイン」(400ダメブレス)「アギトリュウ」(相手と自分の攻ダウン)「キッチョウ」(敵全にねむり)
「フレアソード」(170ダメブレス)「ベーオウルフ」(味方全攻アップ)「フェンリル」(敵1即死)
の6体で挑み、奇跡的にクリアーできた(ここ重要。確定ではない。特にケツアルカトル戦とファフニール戦)。

ぜひ、あなたの編み出した最強PTで竜界を恵みに導いてほしい。